2/12(水)より、マイクラ統合版がver1.21.60にアップデートされました。
この更新後、特定の条件下でトラップドアやピストンなどが勝手に動くバグが発生しています。
今回はこのバグの原因と対処法、現在分かっていることを解説します。
【追記 2/20】このバグは修正されました。詳細は下記の記事をご覧ください。
「トラップドアなどが勝手に動くバグ」の詳細
エラーの概要
トラップドアやピストンなどがレッドストーン信号が流れていないにもかかわらず誤作動を起こす。動作するタイミングは不規則である。
エラーの発生機種
ver1.21.60にアップデートした全ての機種で発生しています。
「トラップドアなどが勝手に動くバグ」の原因
このバグは書見台がレッドストーンを出力することによって発生します。
トラップドア/ピストンといった、レッドストーンで動作するブロックの周囲に書見台が設置されていると、書見台の出力を受け取って勝手に動作してしまうといった流れです。
ver1.21.60へのアップデートによって書見台がそれ単体で動力を瞬間的に出力できるようになる不具合が発生し、例えばトラップドアであれば一瞬だけ開いてすぐ閉じるような状態が繰り返されます。
また、書見台から発生する原因不明の出力はランダムティックの発生に影響しています。
ランダムティックは時間が1ティック進むごとに各チャンクからランダムでブロックが選択されて更新が行われる仕組みであり、もし更新対象のブロックに書見台が選ばれた場合、前後左右・上下にレッドストーン信号が出力され、誤作動を引き起こします。
実際にランダムティックの発生頻度を100倍/1000倍にして検証してきましたのでご覧ください。
「トラップドアなどが勝手に動くバグ」の対策
ランダムティックを無効化する
下記のコマンドを実行してランダムティックを無効化することでバグの発生を防ぐことができます。
ただし、このコマンドはチートの許可が必要であり、さらに農作物の成長などを止めてしまいます。そのため一般的にはクリエイティブで建築する際に書見台を用いている方向けの対策となります。
修正アップデートの配信を待つ
今回のバグはプレイ体験に大きな影響を与えるものであるため、すぐに修正アップデートが配信されると考えられます。特に何もせずにアップデートを待つことが最善でしょう。
修正アップデートが配信され次第、える@最新アプデ/エラー情報(@eluguide)でお知らせいたします。
影響を受ける装置/構造について
影響を受ける可能性が高い装置や構造を下記にまとめました。
- ピストンと書見台を用いた司書ガチャ(軍隊式司書ガチャ)
- トラップドアなどで区切られた司書交換所
- トラップドアと書見台で作られた柵
コメント
数日前まで使えてた司書ガチャが勝手に動き出して、原因が分からず困ってましたがバグだったんですね。
理由が分かってすっきりしました。