手の届く範囲・ブロックの設置距離を変更するコマンドがJava版ver1.20.5より追加されました。
このコマンドによって手の届く距離(リーチ)を伸ばしたり、逆に短くしたりすることができます。
今回はそのコマンドの構文と使用例について解説します。
現時点で統合版は非対応であり、Java版ver1.21.11に対応しています。
コマンドの構文と解説
構文
手の届く範囲の変更
トロッコや
ボートに乗ったり、モブに攻撃する範囲を変更することができます。
正確には「エンティティの操作範囲」を変更します。上記の例以外では、動物への餌やり、村人との交易などがあります。
ブロック設置距離の変更
ブロックの設置・破壊、機能的ブロックの使用範囲を変更することができます。
スポーンエッグの使用や
TNTの着火なども含まれます。
解説
<対象のプレイヤー> について
<対象のプレイヤー>は、手の届く範囲やブロックの設置距離を変更したいプレイヤーを単体で指定します。複数の対象を指定することはできません。
プレイヤー名かターゲットセレクターによって指定できます。一般的なターゲットセレクターは以下の通りです。
| 種類 | 説明 |
|---|---|
| @p | 最も近いプレイヤー |
| @r | ランダムなプレイヤー |
| @a | すべてのプレイヤー |
| @e | すべてのエンティティ |
| @s | コマンドを実行したエンティティ |
| @n | 最も近いエンティティ |
対象となるのは単体のプレイヤーのみであるため、@e、@aなどのターゲットセレクターは使用できません。
@sについて、例えばコマンドブロックがコマンドを実行した場合、@sの対象は「コマンドブロック」になります(今回は無関係)。
また、エンティティとはプレイヤー、モブ、ドロップしたアイテム、
トロッコ、
ボートなどを指します。
<数値>について
<数値>は、指定したプレイヤーの手の届く範囲やブロックの設置距離を決めます。
この数値はブロックやエンティティまでの距離を表していますが、厳密には少し異なっています(以下の表を参照)。初期値・最大値・最小値も含めて表にまとめましたので、ご覧ください。
| 数値 | ブロック設置距離 | 手の届く範囲 |
|---|---|---|
| 内容 | ブロックの設置・破壊、機能的ブロックの使用範囲 | |
| 初期値 | 4.5 | 3 |
| 最大値 | 64 | 64 |
| 最小値 | 0 | 0 |
| 実際の距離 | 入力した数値+0.5 | 入力した数値+2 |
使用例
使用例をいくつか紹介します。すべてコピペして使用できます。
自分のブロック設置距離を10にする
以下のコマンドを実行することで、ブロックの設置(破壊・使用)距離を10ブロックに変更します。
例えば、黄色の羊毛の位置からチェストを開くことができます。

自分の手の届く範囲を最大にする
以下のコマンドを実行することで、手の届く範囲を最大に変更します。プレイヤーの攻撃範囲(リーチ)も最大になります。
厳密には、最大値は 64+2 = 66ブロックとなります。
全プレイヤーのブロック設置距離を10にする
以下のコマンドを実行することで、全プレイヤーのブロック設置距離を10ブロックに変更します。
通常、このコマンドでは複数指定が不可能となっていますが、/executeコマンドと組み合わせることで疑似的に可能にしています。
コマンドの注意点
複数の対象を指定できない
このコマンドは複数の対象を指定することができず、1つのコマンドの実行により変更できるモブの数は1体のみです。
つまり、@eなどの複数指定のターゲットセレクターは使用できません。
ただし、/executeコマンドと組み合わせることで疑似的に指定することができます。上記の使用例をご確認ください。
数値は大きくしすぎない
ブロック設置距離の数値を大きくしすぎてしまうと、気づかないうちに遠方にブロックが設置されてしまったり、他の建築物などを壊してしまう場合があるため、注意しましょう。
例えば30ブロックに設定した状態で何か建築している時、30ブロック先の状況を理解することは困難です。そのため気づかないうちに他の建物を壊してしまったり、変なブロックを設置していることがります。
まとめ
手の届く範囲・ブロックの設置距離を変更するコマンドを紹介しました。
建築したり広範囲にブロックを設置する際に便利なので、覚えておきましょう。
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