スポーンチャンクとは、初期スポーン地点周辺の常に読み込まれているチャンクのことを指します。
通常、プレイヤーが描画できないチャンクではレッドストーン装置などが停止しますが、スポーンチャンクは常に読み込まれるため装置を動かし続けることができます。
スポーンチャンクはコマンドにより範囲を自由に変更することが可能です。
今回は、スポーンチャンクの範囲を変更するコマンドの構文と使用例について解説します。
Java版の最新ver1.20.5に対応しています。
コマンドの構文
Java版のスポーンチャンクの範囲を変更するコマンドの構文は以下の通りです。
/gamerule spawnChunkRadius <スポーンチャンクの半径>
<スポーンチャンクの半径>とは、初期スポーン地点を中心としたスポーンチャンクの端までの距離を表しています。最小値0、最大値32となっています。
例えば3と入力した場合、半径は中心を含めた3チャンクとなり、直径は5チャンクになります。
つまりスポーンチャンクの範囲は5×5チャンクとなります。
よくわからない方は、直径=入力した半径×2ー1で覚えましょう。
コマンドの使用例
スポーンチャンクの半径を10にする
以下のコマンドを実行することで、スポーンチャンクの半径を10に変更することができます。
/gamerule spawnChunkRadius 10
Java版1.20.5以降、デフォルトのスポーンチャンク範囲が19×19チャンク(半径10)から3×3チャンク(半径2)に変更されました。
上記のコマンドを実行することで、1.20.4以前の範囲に戻すことが可能となります。
スポーンチャンクを無効化する
以下のコマンドを実行することで、スポーンチャンクを無効化します。
/gamerule spawnChunkRadius 0