【2024/07/10】ver1.21.2アップデート配信

【マイクラ】体力の最大値(上限)を変更するコマンドの構文と使用例【Java版】

コマンド

マイクラには、プレイヤーの体力を増減させるためのコマンドがあります。

今回は、体力の最大値(上限)を変更するコマンドの構文と使用例について解説します。

Java版の最新ver1.21に対応しています。

コマンドの構文

Java版の体力の最大値を変更するコマンドの構文は以下の通りです。

/attribute <対象> minecraft:generic.max_health base set <体力の上限値>

[対象]について

体力の上限値を変更したいモブやプレイヤーを単体で指定できます。複数の対象を指定することはできません

プレイヤー名かターゲットセレクターを入力しましょう。一般的なターゲットセレクターは以下の通りです。

種類説明
@p最も近いプレイヤー
@rランダムなプレイヤー
@aすべてのプレイヤー
@eすべてのエンティティ
@sコマンドを実行したエンティティ

@sについて、例えばコマンドブロックがコマンドを実行したとすると、@sの対象は「コマンドブロック」になります。プレイヤーが実行した場合はプレイヤーが対象となります。

また、エンティティとはプレイヤー、モブ、ドロップしたアイテム、トロッコ、ボートなどを指します。

<体力の上限値>について

変更したい体力の上限を入力しましょう。

体力の上限値は、デフォルト値20、最小値1、最大値1024です。1未満、または1024を超えて入力した場合は、それぞれ最小値、最大値として扱われます。

加えて、体力の上限値を変更する際は 1 = (ハートの半分)であることに注意しましょう。

コマンドの使用例

体力の最大値(上限)を2倍にする

以下のコマンドを実行することで、体力の最大値(上限)を2倍(×20)にすることができます。

/attribute @s minecraft:generic.max_health base set 40

体力の最大値(上限)を最大にする

以下のコマンドを実行することで、体力の最大値(上限)をMAXの1024(×512)にすることができます。

/attribute @s minecraft:generic.max_health base set 1024

ただし、体力バーのが多すぎて画面の一部が覆われてしまうため、プレイしづらくなってしまうのが欠点です。

体力の最大値(上限)を1にする

以下のコマンドを実行することで、体力の最大値(上限)を1(にすることができます。

/attribute @s minecraft:generic.max_health base set 1
ダメージを一回でも受けるとやられてしまうため、超ハードなサバイバルが楽しめます。

コマンドの注意点・補足

衝撃吸収との違い

エフェクトの衝撃吸収とは違い、上限値を変更した場合は通常の体力と同様に扱われます。

つまり、回復ポーションや自然回復などで体力を回復することが可能です。

体力増強との違い

エフェクトの体力増強とこのコマンドの効果は同じですが、それ以外の点で3つ異なる部分があります。

  • 体力増強はエフェクトであるため、効果時間を設定する必要がある
  • パーティクルが表示される
  • インベントリ画面に効果名が表示される
インベントリの表示パーティクルの表示
ただし、パーティクルを非表示にしたり、効果時間を無限にすることも可能です。詳しくはeffectに関する解説記事をご確認ください。

体力の回復はできない

このコマンドは体力の”上限値”を変更するものであるため、体力の回復に関してはプレイヤー自身が行う必要があります

例として、以下のコマンドを実行することで大幅に体力を回復することができます。

/effect give @s minecraft:instant_health 1 255
上限値があまりにも大きい場合(最大値1024など)、このコマンドを複数回実行する必要があります。

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